第212回 4月度研究実践コース  ブラボーポイント超活性&治療効果倍増! ◎タイムスキャンテクニック Stage4 <設定伝授>

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第212回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

ブラボーポイントに備わる未知の可能性

私たちは、新たに発見したブラボーポイントを起点とする反応が、人に潜在している新たな治す力と仕組みを引き出しているという確かな手応えを感じています。さらには、タイムスキャンテクニックを用いることにより、今まで隠されていた本能の領域から発揮されるような身体能力が現れることも実感しています。一般常識からすれば、これらは非常にマジカルな現象だといえるでしょう。それでもまだ私たちは、潜在している未知なる力の片鱗を見ているだけかもしれません。そう思わせるほど、ブラボーポイントには大きな可能性を感じています。

 

ブラボーポイントの超活性<設定伝授>

タイムスキャンテクニックでは、呼吸法によって術者のブラボーポイントに気導力と潜在意識が作用して「治す力」が生み出されます。そして、術者から注入された力に反応して相手のブラボーポイントが、自身に潜在している「治る力」を発揮します。このようにタイムスキャンテクニックの優れた効力は、術者の「治す力」と相手の「治る力」が連係されるからこそ現れるのだと考察しています。

このブラボーポイントの連係を向上させる要素のひとつには、ブラボーポイントと意識のシンクロ性を高めることが有効です。本能的重心調整で実感したように、意識の方向性を合わせるとブラボーポイントが発揮する能力は一段と高まります。その強化には相応の訓練が有効ですが、今回はブラボーポイントを超活性する会長からの設定伝授を併せることでシンクロ能力の速やかな向上を図ります。

 

ブラボーポイントの任意設定

タイムスキャンテクニックの遠隔アプローチとして、2月のStage2では空中に歯状回を設定、3月のStage3では患部に歯状回を設定、といった具合に任意の場所に歯状回があるとする「どこでも歯状回」を活用してまいりました。このように任意の場所に歯状回を設定できることもタイムスキャンテクニックの魅力のひとつです。この操作を実現させる任意の場所に歯状回を設定する能力には、術者の意識が大きく関わっています。今回は、設定伝授と併せて術者の意識をブラボーポイントと繋げることで、任意の場所に歯状回を中心としたブラボーポイントを設定できる能力も高めてまいります。

 

 

○自身の手指とブラボーポイントをシンクロさせて活性する

・手指から歯状回および海馬へ

・歯状回および海馬から手指へ

○ブラボーポイントをシンクロさせた遠隔アプローチ

○ブラボーポイントをシンクロさせた4点基本アプローチ/若返りの種を活性する

○ブラボーポイントとシンクロさせた手指を用いて圧痛を解消する

○ブラボーポイントをシンクロさせた手指を用いた手当て療法

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

Stage2とStage3で発表した遠隔アプローチではタイムスキャンテクニックの魅力のひとつである、任意の場所に歯状回があるとする「どこでも歯状回」を活用してまいりました。このように、歯状回がどこにでも設定できるというのはブラボーポイントが備える特性のひとつともいえるでしょう。今回はブラボーポイントが持つこの特性を活かした新たなアプローチを発表いたしました。

 

ブラボーポイントの特性を活用することで、今回テーマとしたのは「事件は現場で解決する!」です。そのための最重要ポイントが、自身の手指とブラボーポイントをシンクロさせて相互の活性を図ったところです。これによって、自身の意識がブラボーポイントに繋がり、そこに会長の設定伝授も加わって自身のブラボーポイントは超活性されました。さらに、超活性されたブラボーポイントから自身の手指に意識を繋ぐことで、ブラボーポイントの能力を手指にコピーすることができました。手指が全権委任をされたブラボーポイントの出張所になった訳です。

 

その手指はブラボーポイントとシンクロする力も高まってすごい力を持ちました。遠隔アプローチの効果を向上させ、触れれば当然驚くべき効力を発揮します。

4点基本アプローチの場合は、すべての操作が「良くなる」の上乗せになりました。

まず意識付けのために患部を擦れば、それだけで症状が和らぎます。歯状回と脊柱を結ぶ際に、脊柱の棘突起の際を手指で擦れば、背中が楽になってしまいます。ブラボーポイントと同等の能力を得た手指が触れたところは瞬時に治りモードに導かれるのです。次はメインのタイムスキャン呼吸法による気導力注入です。その際、手指で相手のブラボーポイントに触れますが、この時自身のブラボーポイントと自身の手指をしっかりシンクロさせてから相手のブラボーポイントに触れると、自身のブラボーポイントと相手のブラボーポイントが直接繋がった状態になります。この状態で、治りモードに入っている相手にタイムスキャン呼吸法で気導力を注入するのですから、症状が改善されないわけがありません。最後に脊柱をもう一度擦れば、「良くなる」ことのさらなる上乗せです。

このように4点基本アプローチの効力は飛躍的に向上しました。

 

そして今回の目玉となる新しいアプローチブ「ラボーポイントとシンクロさせた手指を用いて圧痛を解消する」。今回のテーマとした「事件は現場で解決する」をそのまま体現する超凄技です。

インプット法で異常箇所を見つけます。片方の手指で患部に触れたまま、一方の手指で近接する適所にブラボーポイントをセットします。患部の近くにブラボーポイントの出張所ができました。すると、セットした瞬間から患部の回復モードがスタート。その状態でタイムスキャン呼吸法の誕生と現在の2呼吸で気導力を注入すれば、患部の症状は驚くほど改善されます。ほとんどのケースにおいて2呼吸で完全な良い状態になります。取り切れない場合でも2呼吸追加すれば完璧です。その確実性と上質な改善具合には目を見張るものがあります。

 

最後に、会長スペシャルで発表した「手当て療法」の進化系を発表。手当て療法でアプローチする気導力注入ポイントに手をセットした際に、その手指に意識を繋いでブラボーポイントの役割を担わせることで、その効果がとても高まることをご実感いただけました。

 

 

今回のレクチャーを通して、術者の意識の力とそれを活用することの大事さの認識をさらに高められました。術者の意識が効果に影響するというのは他のテクニックにも共通したことですが、タイムスキャンテクニックにおいては殊更重要だということを強く実感できました。

そこに気を配りつつ、今回発表された数々のアプローチを日々の臨床の場でフル活用しております。使えば使うほど、その使い勝手の良さと効力の高さが染み入ってまいります。私の今の感覚では一手の信頼性の高さは群を抜いているという感じです。

おかげさまで、これまで時間内に取り切るのは難しいと感じていた鼠径部の強固な硬結なども余裕を持ってアプローチできるようになり、治療の効率化とより深いところの症状の解消が実現されて、施術後に患者さんから満面の笑みをいただきまくっております!!

ご受講いただけなかった皆さまも、ぜひDVDをご購入いただいて身に付けてくださいませ!会長の設定伝授も遠隔で受けていただけます。手に入れないと絶対に損しますよ!

 

 

5月の研究実践コースではどんな技が発表されるのでしょうか。

皆さま、ぜひご期待ください!

 

 

 

大井 洋

 

 

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