【五反田校】マスターⅤ 第11回 <A設定を昇華させて相手の内宇宙の大切な領域に気導力を注入する!!/★気導力と手技の実効性向上 part11>

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五反田校マスターⅤ教室をご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

<A設定を昇華させて相手の内宇宙の大切な領域に気導力を注入する!!>

★気導力と手技の実効性向上 part11

・自身の内宇宙に宇宙・太陽・大地の気導力を満たす

・内宇宙で育まれた己の心を確認してシンボルAを再設定する

・シンボルAの内宇宙を繋ぐ役割を設定で強化する

・シンボルAで繋いだあなたの内宇宙に気導力を注入する

 

―――――――― <レジメ前文> ――――――――

内宇宙は物質的な要素や精神的な要素、そして知識や経験なども含めて自身を構成するすべてが内包されている領域です。そこには自身にとって大切にしたい要素も、そうではないと判断する要素も混在しています。大切にしたい要素としては、本能的に失いたくないと感じる様々なもののほかに、思考や経験によって育まれた価値観などが含まれています。

誰でも、自身が大切にしていることを否定されたり、本能的に嫌悪することを強要されたりすることは望まないでしょう。この大切にしたい要素は自身が自身足りえる為として、大切な内宇宙の中への外部からの侵入を特にガードする性質を本能的に持っているのです。

施術の本質は、その大切な領域にある大切な要素を健全に保てるよう補うことにあるといえます。しかしながら、その領域に入るには相応の力量も必要ですが、それ以上に「治す人」としての資質が求められるのだと思います。

愛する人に健やかでいてほしいとの願いは、万人に共通するものです。あなたが大切な人に元気でいてほしいと願うように、あなたのことも元気であってほしいと誰かが願っています。この根源的な願いを意味的に含んでいるエネルギー注入法が、初めて気導術を身に付ける際に習得したA設定です。初級の段階では、A設定は気導力を放出するためのスイッチの役割であると解説しています。しかし、そこから「治す人」としての資質を高めて、自身の内宇宙にある「誰かを大切に思う根源的な願いへの価値観」を顕在化できる段階に至れば、A設定は自身の内宇宙から相手の内宇宙への道を繋ぐ役割を担うエネルギー注入法へと昇華します。今回は、自身の内宇宙に潜在している根源的な願いへの価値観の顕在化と併せて、A設定を再設定することで、相手の内宇宙の大切な領域に気導力を直接的に届けることができる「治す人」を目指してまいります。

―――――――― <レジメ前文> ――――――――

 

 

施術とは、外から何がしかの刺激なり影響を与えることでだんだんと変わっていくという、いうなれば風呂のようなもの。これが身体のど真ん中に気を注入することができて、そこからブワーッと外に広がるように治っていったらすごいことだということは想像に難しくありません。外からかけていって入った分だけの注入ではなく、直接なかに余すことなく入れてしまうことで、内側からブワーッと広がって治っていくような気の注入の仕方をしたいというのがこの回のテーマです。そのためには相手の内宇宙にちゃんと入らなければなりません。

 

前回は、自身の内宇宙を広げたエリアに相手を迎え入れて、その中でも相手と私のためだけに用意した特別な内宇宙を用意して相手と調和させました。その特別な内宇宙のなかではすごく効力を発揮しやすいことを実感いたしましたが、これは概念的に私の内宇宙でやっていることであり、いうなれば相手の内宇宙には入っていないのです。

 

内宇宙には、私を構成するすべてが内包されていますが、その中でもその部分が適当になってしまうと私ではなくなってしまうような、私が私であるための自分自身でもよく分かっていないような本当にコアな部分があると思います。そのコアな部分は自身にとって一番大事なところです。それ故、大切な内宇宙の中でも一段とガードが堅い部分といえるでしょう。その部分がプラスであれば良いのですが、もしかしたら変に絡まってしまったマイナスなどがある場合も考えられます。そのような人が患者さんならば、患者さんに陥ってしまった原因がそこに在るかもしれません。一番大事な部分に体調に関わる間違い、たとえば「どうせ治らない」などの感覚があったら、すごく治りづらくなってしまいます。

今回は、相手の内宇宙の一番大事なコアな部分にかかったガードを外して、そこに圧倒的なるプラスをドーンと入れて、もしかしたら在るかもしれないマイナスを払拭し、そこから相手の内宇宙すべてにプラスを行き渡らせて、おこがましくいうとすごくプラスの人に変えるという目的を持った気導力の注入法を身に付けていただきました。

 

私たちはこれまで「治す人」としての資質を育んでまいりました。さらに、マスターⅤでは「治す人」としての資質の積み上げを繋ぎながらやってまいりました。その資質をベースに私たちは今回、自身の内宇宙にある「誰かを大切に思う根源的な願いへの価値観」を顕在化させ、併せてA設定を再設定することで、A設定を自身の内宇宙から相手の内宇宙への道を繋ぐ役割を担うエネルギー注入法へと昇華させました。

 

 

昇華させたA設定は驚くべきものです。

私のなかで「お父さんありがとう」「お母さんありがとう」の文言の重みと大切さが全く変わりました。気導力注入の概念自体が大きく変わったと言っても過言ではありません。相手の心身を喜ばせたいと言うより、相手の内宇宙を喜ばせたい。相手の身体の中から治すというよりかは、相手の内宇宙の奥底から治したいという感覚になりました。

具体的に変わったのは、まずは自己エネルギー注入法の感覚です。A設定を活用して、自身の内宇宙の一番コアな部分に気導力を導き、そこから内宇宙全体に広げる感覚で行うようになりました。

そして、A設定による相手への気導力注入の感覚は全くの別物になりました。文言を唱えた瞬間に物理的には手を当てている部分の相手の身体の中心に、すなわち相手の内宇宙の中心に一気に気導力が届く感覚を確実に得られるようになりました。さらには、続けて注入していく気導力がそこからブワーッと広がっていく感覚も確実にあるのです。ですので、治療の際には触診の前にまずはA設定で私と相手の内宇宙を繋ぎ、続けて基本エネルギー注入法またはタイムスキャン呼吸法で気導力注入するようになりました。最初に、中から治す仕組みを発動させておくという感覚です。そして、各患部に対する気導力注入もA設定から入ります。すると、小範囲でも奥から気導力が広がっていく感覚があり、すごく素直に症状が解消されていくという感じになっております。

私自身、まだまだだと感じています。活用していくこの先の成長によって、必ず「奇跡と呼べる現象」を起こせるという確信に近いワクワク感が、私のなかで日々膨らんでいます。

 

 

マスターⅤも次回が最終回となりました。

「気導力と手技の実効性向上」、最後もどのようなすごいことがレクチャーされ、どのように締めくくられるのでしょうか!?楽しみで仕方ありません。

どこまでも進化し続ける「気の教室」。マスターⅤになってもワクワク感は沸騰し続けです!!皆さま、ぜひぜひご期待くださいませ!!!

 

 

 

大井 洋

 

 

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