第203回 5月度研究実践コース  これからの時代に適応できる自然治癒力を活性する! ◎アンチエイジング呼吸法&アンチエイジングポイント

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第203回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。
大変多くの方にご参加いただけて、嬉しい限りでございます。

 

 

特別な時代と健康観
世界をパンデミックが襲った時代。ペスト然り、スペイン風邪然り、世界は深刻な疫病との戦いを繰り返しながら歴史を紡いできた。コロナ禍と呼ばれる今の時代も、後年に語られるような特別な時代になるだろう。スペイン風邪が流行した約100年前の平均寿命は、およそ50歳である。当時の人々にとっての老化や老後、そして健康に対する意識や捉え方などは、30年以上平均寿命が延びた現代とは異なる価値観であっただろうと思われる

 

特別な時代を経験した人々の意識変化
ある意味、楽観的であった人々の健康に対する意識は、コロナ禍という特別な経験により格段に高まったといえるだろう。未知なる病への対応を迫られた生活を送るにつれ、心身を健康に保つことの難しさと大切さを、多くの人が改めて実感したはずである。この困難への対応も含めて、天寿を全うしたいと願う人々の中で大きな安心感を与えているのが現代の医療システムであり、それもまた人類30万年の叡智である。しかしながら、老化や老後というキーワードがリアルになった現代において、本来的な意味で心身を健康に保つためには医療システムだけでは対応できない大きな課題があるといえよう。

 

自然治癒力が担う役割
自然治癒力とは、生き物が本来的に持っている生命を維持するための力である。大別して「守る」「治す」「保つ」の三要素から成り立っており、どの機能も生命を繋ぐことにおいてかかすことはできない。
「守る」は、病原菌や異物などを退治する力であり自己免疫力を担う
「治す」は、修復や再生する力であり自己再生力を担う
「保つ」は、代謝や機能のバランスなどを正常に保つ力であり身体恒常性を担う

 

身体の恒常性維持能力と健康
シンプルに表現すれば、体内の「保つ」反応が順調におこなわれていれば健康である。それが、何らかの理由で「守る」や「保つ」反応が不調になると病気と呼ばれる状態に陥る。その際、自然治癒力である「治す」と「守る」と「保つ」の三要素が協力して健康な状態に戻ろうとする。この反応が恒常性の維持でありホメオスタシスと呼ばれている。いわゆる「薬」は、この恒常性の維持能力では足りない部分を補う役割を担うことを目指すものであり、「施術」においても効果として目指す領域のひとつである。

 

自力で用意できる体内の薬であるホルモン
ホルモンは、臓器や器官、細胞などに働きかけて、様々な作用をもたらす物質のひとつである。この体内で分泌される様々なホルモンの働きもまた、身体の状態を適切に保つために重要な役割を担っている。いわば身体の恒常性を維持するために欠かせない、自力で用意できる「体内の薬」であるといえよう。

 

意識とエネルギーが担う自然治癒力への効力
施術は、人の心身を健康に導き保つために施すものである。この目標をより高次元で達成するためには、相手の不足している自然治癒力の働きを活性できる力が必須である。古今東西、施術には数々の種類が挙げられるが、その効力は玉石混淆であるといえよう。しかし、気導術においては善なるプラスのエネルギーである「気導力」の効力によって、相手の自然治癒力の働きは必ず活性の方向に向かう。この事実を踏まえて、心技心の心得を備えた術者の「意識」の力、そして治りたいと願う患者の「意識」の力を併せることができれば、自然治癒力のさらなる活性が期待できる。

 

現代に暮らす人々が抱える疲労
労働の種類や環境要因など、それぞれの時代背景によって疲労を生じさせる原因は変遷している。それぞれ、いつの時代でも人々は日常生活の中で疲労を抱えることはあっただろう。しかしながら、現代の方が不調として疲労を感じている人が多いのではないだろうか。時代の進化による恩恵を受けていることは間違いない。反面、時代の変化によって以前では考えられなかった様々な要因が人々の健康を脅かす時代になってくるだろうと懸念している。

 

アンチエイジングの時代への変化
コロナ禍で格段に高まった健康に対する意識。そして、老化や老後というキーワードの現実感が増したことによって、これから人々には、できる限り健康で、そしてできる限り若々しくありたいという思いがさらに大きくなってくることだろう。悪くなったら治すという意識から未病を防ぐという意識への変化。これは「治療」から「アンチエイジング」の時代への変化を示唆している。

 

これからの時代に適応できる力を手に入れる
心身のアンチエイジングを求める際に、最も重要といえるのが自身に備わる自然治癒力の働きである。この働きを、これから人々の健康を脅かすだろう様々な要因にまで対応できる状態に導くことが、施術の効果として求められる。そして、その領域の答えも30万年の叡智には備わっている。

 

今回は、設定伝授を交えながら、これからのアンチエイジングに対応する呼吸法とポイント、そしてその活用法を習得していただきました。

 

・アンチエイジング呼吸法をマスターする
・アンチエイジングポイントと効力
・アンチエイジング施術の基本手順

 

 

いやしかし、『アンチエイジング呼吸法&アンチエイジングポイント』実に凄かった!!
会長が遠隔で行ったデモは「えっ!?なんでこんな短時間でそこまで治っちゃうの???」というような現象が次々に起きて、本当に驚きの連発でしたね。なにしろ、痛みがあるようなハッキリとした症状ばかりでなく、通常では本人が自覚していないような軽いコリや張り、加えて疲労感まで解消できてしまうのです。すなわち、まだ症状や病気に至っていないような「未病」の段階で治せてしまう。これがまさに「アンチエイジングの力」!!実に驚愕ものです!
そこから始まってどの日も一気に盛り上がったセミナーで、ご参加いただいた皆さまは会長の設定伝授により「これからの時代に適応できる力」を手に入れられました。老化や老後というキーワードがリアルになった現代の治療には、悪くなったものを治すばかりでなく、本来的な意味で心身を健康に保つための「アンチエイジング」が求められています。それに応えられる力を皆さまは手に入れられたのです!!

 

私は現在、臨床の場で使いまくっています。うつ伏せで触診をして相手の身体の状態を確認してから、初手で背面のポイントにアンチエイジング呼吸法で全身活性。すると、どんなにガチガチに固まった身体も一気に緩みます。そこから余裕を持って必要箇所を改善していきます。今まで以上により高いレベルまで。そしてあお向けになってもらって、触診後に初手でアンチエイジングポイントによって自然治癒力を活性します。するとまあ患者さんの身体のなんと治りやすいことか!!起き上がった患者さんは皆共通して、「あー気持ちよかったー!あー楽―!!」と仰います。現場で実際に活用してみると、さらにその効力に驚愕しますよ!ぜひ皆さまも、ご活用くださいませ!!

そして、ご都合が合わずにご出席いただけなかった皆さま、ぜひぜひDVDをご購入になって会長の設定伝授を受けて、超絶に凄いこの力をあなたも手に入れてくださいませ!私は、これからの時代に必ず必要になる力と確信しておりますのおで、強―く強―くお勧めいたします!!

 

 

気導術は今、最高に面白く、楽しい!!!皆さまも気導術を活用することを、日々楽しんでくださいませ!!
さあ、次回の研究実践コースもどんな凄いことが発表されるのでしょうか!?
非常に楽しみですね!!ぜひぜひご期待くださいませ!!!

 

 

 

大井 洋

 

 

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