【五反田校】フリーレクチャー・第12回

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五反田校フリーレクチャークラスをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

この『フリーレクチャー』コースは、参加者のご質問に応じてあなたが一番喜ぶ内容を展開していくクラスになります。知りたいも、上手くなりたいも、治してくださいも、全て対応いたします。

加えて、講師全員が皆さまにお伝えしたいテーマを必ずひとつは持ち寄り、皆さまのご要望があればレクチャーできるように準備して臨んでおります。

初心者からベテランまで、ぜひご参加ください。講師一同、気合い入っています!

 

したがって、A教室とB教室では展開される内容は当然異なりますし、その日にご参加いただいたメンバーによっても異なります。

 

それでは第12回のA教室とB教室のそれぞれでレクチャーされたテーマをご紹介いたします。

 

<A教室> 2025年5月3日(土)開催

腸腰筋の能力を引き出す筋肉連動改善法

・先月B教室発表の仙骨を立てた姿勢の復習

・足関節ストレッチによるセンサー機能の回復

・アプローチの意義

 

(担当:鈴木本部長)

身体の中で重要な役割を担うことで知られている腸腰筋。気導術においては、腰痛解消のためにアプローチすべき部位として、集中セミナーや「気の教室」初級コースから解説されています。それ故、これまでも腸腰筋の性能を回復させるアプローチは数々レクチャーされてきました。今回は、腸腰筋の性能が落ちているのではなく、その性能を発揮させる下肢の連動がうまく働いていないという診立てでの改善法が発表されました。その原因のひとつが、なんと「足首の硬さ」だということ!まさに「目から鱗」のアプローチがレクチャーされましたよ!!

 

 

バッテリーテクニック ~上半身編~

・上腕と前腕および手掌と手指へのアプローチ

・上肢の関節へのアプローチ(肘と手首)

・肩甲骨と胸郭および肩関節へのアプローチ

 

(担当:大井講師)

先月の下半身編に引き続き、今月はバッテリーテクニックの上半身編をお届けしました。疲れ切って休息を取る時の表現として、「骨休めをする」という言葉が昔からあります。昔の人は本能的に「骨まで疲れている」と感じたのでしょう。このように、骨にも疲労が溜まります。術者としては非常に簡単なアプローチで、相手をひたすら心地よく感じさせながら、骨に溜まった疲労を解消し、骨が担う役割をしっかり果たせるように元気にする。それがバッテリーテクニックです。また、骨に気導力を充填することで、人の身体を中から治します。そして、施術後も骨から周りの必要とするところに気導力が届けられ、施術効果が持続するという気導術ならではの凄技です。

 

 

頚部の斜角筋簡単調整法

・皮膚操作による筋膜と筋肉の滑走円滑化アプローチ

・斜角筋の活性アプローチ

 

(担当:三本木講師)

気導師のご家族が、胸郭出口症候群により上肢が痺れて夜も眠れないという状態で、三本木講師に施術の依頼があったとのこと。胸郭出口を圧迫するのは首の斜角筋で、なかなかアプローチが難しい部位です。その状況で三本木講師は、「ご家族の気導師さんが家でもやってあげられるように」、ということを考えて、誰でも簡単にできるアプローチ法を考えたそうです。それをその実際の施術でその患者さんに施したところ、非常に効果が高かったということで、今回皆さまにもお伝えいたしました。

 

 

<B教室> 2025年5月10日(土)開催

首の状態をさらに良くするアプローチ

・寝た時に首の置き所がない状態の原因

・首後面の折りジワについて

・頭部を支える仕組み

<座位でのアプローチ>

・首の傾きの原因となる身体のセンター制御の曖昧さ

・縮むことができなくなっている筋肉の改善法

・ニュートラルポジションを学習させる施術

 

(担当:鈴木本部長)

身体のあらゆるところからの影響を受け、症状としても様々なパターンがある首。今回、受講生の方から辛い症状はないが、寝る時に頭の置き所がないような感じで困っているので、「首の状態をさらに良くするアプローチを教えてほしい」とのご要望に本部長がお答えしました。大きなポイントは座位での首へのアプローチです。首の傾きの原因を探るための状態確認のポイントとその改善法、そして頭が体幹の一番良い位置に乗るニュートラルポジションを学習させる方法など、非常に勉強になりました。首が辛い人は、どんな状態でも辛いとのこと。それは力を抜けないから。ニュートラルポジションが定まると首の力が抜けるのです!これで起きている状態が楽になると、寝た時にも首が楽になるとのことです。

 

 

 

ハムストリングの調整法

・滑走性を改善する筋肉調整アプローチ

・ハムストリングの活性

 

(担当:三本木講師)

ハムストリングは、大腿部の後面を示し、大腿二頭筋と半腱様筋・半膜様筋から構成されています。ハムストリングは日常生活における基本的な動作から、スポーツにおける複雑な動作まで、幅広い役割を担っている非常に重要な筋肉群です。両方とも坐骨結節から発して、大腿二頭筋は膝の外側に、半腱様筋・半膜様筋は膝のうち側に向けて伸びています。このように隣接する筋肉は互いに固着しやすい。固着すると滑走性が損なわれ、発揮する性能が落ちます。そこで、三本木講師がその固着をリリースすることを主軸に置いたハムストリングの活性法をレクチャーいたしました。

 

 

 

参加者のご要望にお応えする形で展開する『フリーレクチャー』コース。

これまで皆さまが気づかなかった実践的なニッチな情報をお伝えすることで、皆さまの知識の隙間が埋まって、皆さまの引き出しの中にある知識が有機的に繋がっていくような場にしたいと思います。

皆さま、これからの『フリーレクチャー』コースにぜひぜひご期待くださいませ!!!

 

※あらかじめテーマを決めて展開するセミナーではないのでレジメはございませんが、レクチャーの内容の要点を記した「セミナーメモ」がDVDに添えられます。

セミナーに参加できなかった皆さまは、ぜひDVDをご購入くださいませ。

 

 

 

大井 洋

 

 

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