第178回 6月度研究実践コース報告  鬼の手で探す 仏の手で癒す 鬼の仕事を仏が引き継ぐことでインプット法は上達する! <インプット効果を飛躍的に高める秘訣~鬼の手・仏の手>

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第178回気導術研究実践コースをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

気導術による治療は、もともと人の身体に備わっている「自分で自分の身体を治す仕組み」を作動させ、そこに気導力を加えることで「治す仕組み」を活性し、加速度を持たせて即効的に「治るに至った」状態に導くものです。【自然治癒力(治癒回路)の活性】
このように人の身体が治る機序に沿って「治るに導く」のが、気導術の大きな特徴といえます。

 

気導術には、その「治す仕組み」をより効率よく作動させる技術として、『インプット法』という非常に優れたテクニックがあります。
その効果は皆さんご存知のとおりです。そして、もっとうまくなれれば、もっと効果が出せると確信されていることでしょう。それが事実であるが故、10年15年20年と気導術を続けていらっしゃる方々に「インプット法が上手くなりたいですか?」とお尋ねすると、その場にいらっしゃるすべての方が手を挙げられます。
それだけ奥が深く、技術の向上が容易ではないことも否定できません。多くの方が上達のために努力を重ね、ご苦労されている方も少なくないと思います。

 

 

そこで今回の研究実践コースではインプット法の技術レベルを問わず、より的確に異常を探り当て、より効果的に症状を改善させる秘訣を習得していただきました。インプット法の上達を今までとはちょっと違った角度からサポートいたしました。

 

 

その秘訣が『異常を探り当てる「鬼の手」と改善を加速させる「仏の手」』。
これを身につけていただくには、「相手を思いやる優しい心」を改めて持っていただくことが大前提でした。その心を込めた手で相手に触れることが、何より重要なのです。
手は感情によってその質が変化します。触れたところから多くの情報を感じ取ることができる一方、触れることにより相手に感情を伝えることもできてしまいます。たとえば「怒り」を持った人に触れられれば「怒り」を感じ、「優しい」気持ちで触れられれば「優しさ」を感じたという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。その現象は、手の触れ方がその時の心持ちによって無意識に変化していることによって起きています。
ですから、異常を探り当てる手も、改善を加速させる手も、いずれも相手を思いやる気持ちが大前提となります。

 

「相手を思いやる優しい心」で相手に触れれば『愛情』が伝わり、そこに安全を感じて『安心』が生まれます。そして術者が鬼の手で相手の異常を見つけて、異常であるから出る痛みや辛さに『共感』することで『信頼』が生まれます。そこに気導力のパワーがあれば、『笑顔』の花が咲くのです。

 

「必ず直す」という強い信念から生み出される鬼の手で探し出すのは、相手の動作に伴い顔を出す「小さな鬼」でした。それは、その患部に潜む症状の「芯」。
鬼の手でアプローチして、芯が指に触れて相手が痛みを感じたとき、同時に皆さまも「あっ、これこれ!」と感じられたことでしょう。
ここで見つけた「小さな鬼」は退治すべきものではなく、治してあげるべきものであり、慈愛を向ける対象となります。この瞬間、皆さまの手を鬼の手から仏の手に変化させていただきました。仏の手は、気導力との強いラポール関係に裏付けられた「必ず治る」という絶対的な確信を抱いた手です。その手を通して気導力を注入すれば、仏の手は気導力を介して「小さな鬼」を慈愛で包み込みます。これにより患部は、「治るに至る」に導かれました。
皆さまも、今の気導力が発揮する効果に対して、これまで以上に信頼を高められたことでしょう。この信頼感の高まりが、気導力とのさらなるラポール強化に繋がり、気導力は発揮するパワーをより高めてくれることに繋がるのです。

 

セミナーで解説された、今回のアプローチにより構成された「肩こり解消法」。
難しい技術を要さず、しかもベッドを使わずに座った状態で肩こり症状の「芯」まで解消できてしまうなんて!素敵でしたねー!!(笑)
特に最後の一手として披露された「肩の荷おろし」。皆さまもご実感の通り、感動ものでしたね!!
日々の臨床でも大活躍してもらっています。やって差し上げた患者さま全員から、ホッとした「幸せそうな笑顔」のご褒美をいただいております。
皆さまもどんどん活用して、周りの方を一人でも多く幸せ気分にして差し上げてくださいませ!!!

 

 

今回はインプット法の手技としての技術向上を一旦横に置いておきましたが、治療家としてはその技術向上は目指すべきものであることに変わりありません。そして何よりも、「治す手」としてのセンサー能力を高めることが大事だと考えます。
治療家としての理想は、触れただけで状態を把握できる手を身につけること!
皮膚に触れただけで、あるいは軽く圧をかけただけで筋肉の状態を察知できることが理想です。なぜなら、インプットが必要な箇所だけにインプットを行い、必要のない箇所にはインプットを行わないで済む方が、患者さんの負担も少なく施術の時間短縮にもつながるからです。痛みの度合いを10点満点で「ここは何点」と点数がつけられるセンサー能力があると、どこにインプットすべきか、しないでよいのか判断できるので、普段からそんな練習をする意識を持って治療に臨んでいただければと思います。

 

加えてインプットするにあたって大切なのは、今回のレクチャーのなかにもあった「必ず治す」という強い意志と、そのために「異常個所を必ず的確にとらえる」という意識だということも忘れないでください。同じレベルのインプット技術を持っていても、この意識があるのとないのでは大きな違いとなります。

 

 

さあ、次回の研究実践コースもどんな凄いことが発表されるのでしょうか!?
非常に楽しみですね!!ぜひぜひご期待くださいませ!!!

 

 

 

大井 洋

 

 

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