【五反田校】マスターⅡB第3回 <胸郭の機能を高めて身体の内外から自在度を上げる!!/心身の自在度向上part3~胸郭の機能編>

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五反田校マスターⅡをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

<胸郭の機能を高めて身体の内外から自在度を上げる!!>
★心身の自在度向上part3~胸郭の機能編
・施術効果の目標
・歩行および捻れの柔軟性をチェックする
・前腕のアライメントを調整する
・肋骨の歪みを整え動きを確保する
・胸椎を調整して回旋運動をしやすくする
・中心軸で結合している関節の連動を整える
・下腹部を充実させて無用な力を抜きやすくする
・首の過緊張を緩めて頭部を支持しやすくする

 

 

「頭が重い」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す「不定愁訴」。患者からの訴えは強いけれど主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴です。このような、不定愁訴を抱えてしまう原因は様々ですが、胸郭の能力低下がその一因となっているケースは多いといえるでしょう。
胸椎と胸骨、そして肋骨で構成される胸郭。胸郭の能力低下は、身体に様々な影響を及ぼしていきます。

 

今回は、胸郭の能力を発揮しやすくするアプローチを施すことで、より回復しやすく、より自在度の高い心身の獲得を目指していただきました。

 

胸郭の役割りの一つは、心臓や肺をガードしながらその機能をサポートすることです。したがって胸郭の能力低下は、呼吸力の低下や血液循環の悪化に繋がります。そしてもう一つが、胸郭の運動がスムーズな身体動作の要であること。それ故、胸郭の能力低下は姿勢の悪化や運動能力の低下を招きます。

 

胸郭は言ってしまえば「入れ物」です。同様に「入れ物」である頭蓋骨との違いは、“ある程度動く”ことです。胸郭の役割りは、一般的にはブラックボックスといえる状態で、“動くもの”という認識はないかもしれません。
しかし身体のなかに無駄なものはあるはずもなく、これだけ大きな体積を占めていながら、重要な役割りを担っていない訳はありません。胸郭が柔らかく、本来の能力を発揮出来たら、呼吸は大きくなり、血液循環も円滑になって、回復力の向上に繋がるでしょう。もしかしたら症状も解消されるよね!というのが、この回の狙いです。

 

 

胸郭。施術における対象としては、見落とされているのではないでしょうか?
かく言う私も、胸郭と骨盤の引っ張り合い、胸郭の柔らかさを意識しての施術はしておりましたが、胸郭の運動機能をしっかりと把握しておりませんでした。

 

この回のレクチャーで得た知識とアプローチを踏まえて施術に臨むと、患者さんの症状に対しての視野が広がり、思いつくアプローチのバリエーションが格段に増えました!!
どのような症状の患者さんにも、着目すべきポイントだと思います。場合によっては、症状を一気に改善に向かわせる切っ掛けになりうる可能性を持つと、私は臨床を通して実感しております。
そして、マイナスの解消ばかりでなく、プラスの効果が大きい!!運動能力を向上させることができます。
今、週一でパフォーマンスの向上を目的に通ってくれている、大学陸上部で短距離をやっている男子学生は、このアプローチで胸郭の能力をあげて、上半身の捻じりの力が下半身に伝わるようにしてあげると、その効果に大喜びしています。

 

皆さまもこの「胸郭の機能向上」のアプローチを、ぜひぜひ手に入れてくださいませ!!!

 

「心身の自在度向上」、次回は何が披露されるのでしょうか!?
どこまでも進化し続ける「気の教室」!!ワクワク感は高まる一方ですね。
皆さま、ぜひぜひご期待ください!!!

 

 

 

大井 洋

 

 

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