【五反田校】フリーレクチャーⅡ・第12回

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五反田校フリーレクチャーⅡクラスをご受講いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

この『フリーレクチャーⅡ』コースも、参加者のご質問に応じてお一人おひとりが一番喜ぶ内容を展開していくクラスになります。「知りたい」も、「上手くなりたい」も、「治してください」も、全て対応いたします。

加えて、講師全員が皆さまにお伝えしたいテーマを必ずひとつは持ち寄り、皆さまのご要望があればレクチャーできるように準備して臨んでおります。

初心者からベテランまで、ぜひご参加ください。講師一同、気合い入っています!

 

したがって、A教室とB教室では展開される内容は当然異なりますし、その日にご参加いただいたメンバーによっても異なります。

 

それでは第12回のA教室とB教室のそれぞれでレクチャーされたテーマをご紹介いたします。

 

 

<A教室> 2026年5月2日(土)開催

踵骨の上ずり解消による下肢の調整

・怪我をした足趾に残る痛みの原因

・下肢の調整箇所を判断するための状態確認法

・怪我をした部位を保護する方法

・踵骨の上ずり解消アプローチ

・足部の横アーチ形成を阻害する要因の解消

 

(担当:鈴木本部長)

総本部のスタッフ三枝君からの、保険診療で診ている患者さんに関する質問。その方は、家で階段から落ちた時に、尻餅をつく形で左足関節がお尻の下敷きになるような転び方をして、前距腓靭帯を損傷した。1ヶ月ほど経つが前距腓靭帯部の痛みが取れないのに加え、内踝後部の踵の内側にも痛みが出てきたということで来院されたとのこと。これまでに腓骨上げや距骨の調整などの治療を施してだいぶ楽にはなってはいるが、浮腫みもあるので、痛みと浮腫みを効率よく解消するアプローチを教えて欲しいという質問に、本部長がお答えしました。

質問者本人が左脚の中趾を怪我していたのでモデルに。まずは残る怪我の痛みの原因を探る足部の状態確認で、改善すべきは中足骨が落ちていることと判明。

本部長が下肢を調整する時、踵が上ずっているかを必ずチェックして改善を図るということで、踵の上ずりを改善する手技が紹介されました。そのアプローチを施すと、なんと中足骨が落ちた状態が改善されて、ハンマートゥだった足趾が伸びて見た目もきれいになり、結果怪我の痛みが解消されていました!!患部周りに触れていないのに、痛みが解消されたのです。踵の上ずり解消は私も重視していたのですが、影響が及ぶ範囲をあらためて認識することで、これからのこの一手に重みが加わりましたー!

 

 

身体に留まった衝撃を抜く方法

・交通事故による衝撃の抜き方

・転倒などによって入った衝撃の抜き方

 

(担当:大井講師)

身体に留まった衝撃の抜き方をちゃんと覚えていないので、あらためて教えて欲しいというご要望に私がお応えしました。私の中では、衝撃を抜く方法を2種類に分けています。そのひとつは交通事故による衝撃を抜く方法で、もうひとつは転倒などによって入った衝撃を抜く方法です。前者は、胸椎と腰椎の各椎骨が担う役割の属性に従って、衝突の状況から衝撃が留まっている椎骨を推定して、そこから抜くというアプローチ。後者は、転倒などの状況から衝撃の伝わり方を想像して、検査によって留まってしまった箇所を探り当てて、そこから衝撃を抜くというアプローチです。どちらも、時間が経ってからの後遺症的な症状にも効果を発揮しますよ。

 

 

頭皮調整法の一考察

・頭皮の呼吸+イメージの力+調和による調整

 

(担当:大井講師)

定期的にメンテナンス治療に来てくださっている患者さんの中に、2ヶ月ほど前の治療の際に頭皮を触診したところ、非常に痛がる方がいらっしゃいました。「これは大変!身体にもかなり影響が出ているのでは…」と思って、改善を図ろうと思いついたのがこのアプローチでした。

その時に思いついたのは、研究実践コースにおける新テクニックの展開によって、私たちの中では「イメージの力」と「調和の力」がとても高まっているということ!そこで、これまでも常用していた「頭皮の呼吸」にこれらを併せることで、効果は高まるはずだと確信して施してみました。すると、その効果は期待以上でした!!あれだけ痛がっていた頭皮の痛みが無くなり、頭皮はすごく柔らかくなっていました。とても嬉しい上振れです!

効果はそれだけではなく、なんと全身の過緊張が解消されていましたー!!という経緯があって、皆さまにもお伝えしたく、今回ご紹介させていただきました。

 

 

<B教室> 2026年5月9日(土)開催

下肢の浮腫み解消の一考察

・浮腫みの種類と属性の違い

・腹圧が正常にかかっているかの判断基準と腹圧活性法

・内臓に繋がる筋膜を調整する蝶形骨へのアプローチ

・代謝機能を促進させるアプローチ

 

(担当:鈴木本部長)

「下腿の浮腫みを解消して欲しい」という要望に、本部長がお応えしました。浮腫みには、圧痕性浮腫と非圧痕性浮腫の2種類があり、依頼者の場合は圧痕性浮腫。圧痕性浮腫は組織の間に余分な水分が溜まっている状態です。これは、下肢の水分を上に上げられていないということで、その物理的な要因のひとつは腹圧。腹圧がちゃんとかけられていないと大静脈の陰圧が充分ではないので、下肢の血液を吸い上げられないということです。これがひどくなると静脈瘤が生じますが、依頼者の場合は静脈瘤は生じていないので、水分が組織間に漏れて滞留してしまっている状態と判断できる。ということは、代謝の力が弱いということになります。そこで本部長は、「腹圧」と「代謝」にフォーカスしたアプローチを展開しています。まずは『腹圧活性法』を解説。腹圧が適正にかけられているかを判断する検査法は、覚えておくと得しますよ!そして必見なのは、胸骨部や肋骨部の強い圧痛を、内臓に繋がる筋膜を調整して中から治して解消するという『蝶形骨へのアプローチ』です!!特効ポイントとして皆さんに知っておいて欲しいと思います。最後に、代謝を促進するための『肝腎テクニック』。これら一連のアプローチによって、下肢に直接アプローチすることなく浮腫みが改善されました。

 

 

ちょこちょこ歩き改善の一考察

・股関節に関連する胸椎の調整

・伸展動作に伴う股関節前面部の伸張性確保

・足関節伸筋支帯の調整

・ハムストリングスの活性

 

(担当:三本木講師)

お歳を召した方に多く見られる「ちょこちょこ歩き」。後ろに脚を残さずに、小さい歩幅で前に進んでいく歩き方です。三本木講師は、自分の父親の歩き方がそうであったので改善してあげようと、これまで発表されたアプローチをメソッドとして組み合わせて活用したところ、その効果を父親が喜んでくれたので、皆さまにもお伝えしたいと思い紹介することにしたとのことです。手順として、胸椎による股関節への影響を解消して股関節の可動域を拡大する、次に後ろ脚を残しやすくするために腸腰筋の伸張性を確保する、そして足首を底屈させやすくするために伸筋支帯を調整する、最後に推進力を出すためにハムストリングスを活性するという流れで構成されています。

 

 

 

参加者のご要望にお応えする形で展開する『フリーレクチャーⅡ』コース。

これまで皆さまが気づかなかった実践的なニッチな情報をお伝えすることで、皆さまの知識の隙間が埋まって、皆さまの引き出しの中にある知識が有機的に繋がっていくような場にしたいと思います。

皆さま、これからの『フリーレクチャーⅡ』コースにぜひぜひご期待くださいませ!!!

 

※あらかじめテーマを決めて展開するセミナーではないのでレジメはございませんが、レクチャーの内容の要点を記した「セミナーメモ」がDVDに添えられます。

セミナーに参加できなかった皆さまは、ぜひDVDをご購入くださいませ。

 

 

 

大井 洋

 

 

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