気導術研究実践コースDVDのご紹介 【No.205~No.214】

 

 

<第214回 気導術研究実践コース> 2023年6月開催 

 

新エネルギー注入法&内臓ストレス遮断!

 

◎タイムスキャンA 注入法 <設定伝授>

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
人と人を繋ぐA設定の役割
愛する人に健やかでいてほしいとの願いは、万人に共通するものです。あなたが大切な人に元気でいてほしいと願うように、あなたのことも元気であってほしいと誰かが願っています。この根源的な願いを意味的に含んでいるエネルギー注入法が、初めて気導術を身に付ける際に習得したA設定です。初級の段階では、A設定は気導力を放出するためのスイッチの役割であると解説しています。しかし、そこから「治す人」としての資質を高めて、自身にある「誰かを大切に思う根源的な願いへの価値観」を顕在化できる段階に至れば、A設定が担う人と人を繋ぐ架け橋の役割はさらに高まっていきます。

 

タイムスキャン呼吸法とA設定の融合
気導術で設定している文言はいずれであっても、その文面としての意味合いを超えて様々な意義が込められており、その領域も含めて効果に反映されています。それはタイムスキャンテクニックにおいても同様ですが、その際に用いる「誕生」と「現在」の文言を「A設定」に置き換えて設定することで、エネルギー量や浸透力が非常に高いタイムスキャンA注入法として用いることが可能になります。この注入法においても、タイムスキャンテクニックと同様に潜在意識を通じてブラボーポイントに願いを届けることで「自然治癒力が諦めてしまったその先も治し続ける力」の発揮に繋がります。また、通常のタイムスキャンテクニックと併用することでさらなる効果への期待値が高まります。

 

内臓に蓄積されたストレスを遮断する
内臓は、それぞれの臓器が果たしている機能的な役割を担っているばかりでなく、心身に流れるエネルギーのバランスや量の維持などにも大きく関与しています。また、内臓の不調を原因として心身に生じる関連症状も様々にあり、抜けづらい疲労感や症状の再発なども、これら内臓の不調が主な原因となっていることが多いといえるでしょう。一般的に内臓の健康を維持するためには、食生活の乱れや運動不足、過度なストレスなどに対処する必要があります。しかし、ストレスに関しては患者が自身だけで対処するのは難しいことも多く、長期間にわたって解消されないまま蓄積してきたストレスが大きな要因となって内臓の回復を妨げてしまっているケースがよく見られます。この蓄積されているストレスの解消にはタイムスキャンA注入法の特性である浸透力の高い注入法が著効を示します。

 

 

○手掌に蓄積しているストレスを抜いて手掌の能力を引き出す
○自身の手掌と相手の身体を調和させる
○タイムスキャンA注入法を習得する
 ・タイムスキャン呼吸法のルートにA設定を文言として合わせる
 ・タイムスキャン呼吸法にA設定のシンボルを設定する
 ・ブラボーネットワークから手指へとシンクロさせる
○タイムスキャンA注入法を活用する
○内臓に蓄積されたストレスを遮断する
―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

タイムスキャンテクニックの要である「タイムスキャン呼吸法」。タイムスキャンテクニックのStage4では2指をブラボーポイントに、Stage5では5指をブラボーネットワークにシンクロさせることによって指の情報伝達能力を向上させた上で、「タイムスキャン呼吸法」を気導力注入法として活用いたしました。指自体が発揮する能力による相乗効果があるとはいえ、「タイムスキャン呼吸法」が発揮する効力の高さは皆さまがご実感の通りです。
一方、気導師である私たちが気導術の門を叩いてから一番初めに習得した気導力注入法が「A設定」です。その際に「A設定」は気導力を放出するためのスイッチの役割であるとレクチャーされ、私たちはいまに至ってもずっと使い続けています。しかし、「A設定」の役割はそればかりではなく、その文言にはすごく深い意味が込められていました。それは愛する人に健やかでいてほしいという願いです。それによって「A設定」は人と人を繋ぐ架け橋の役割をも担います。私たちが「治す人」としての資質を高めて、自身にある『誰かを大切に思う根源的な願いへの価値観』を顕在化できる段階に至れば、A設定が担う人と人を繋ぐ架け橋の役割はさらに高まるのです。
今回は、この2つの気導力注入法のそれぞれが持つ優れた力を融合させた「タイムスキャンA注入法」を習得していただきました。エネルギー量や浸透力が非常に高く、優れた効果を発揮する新たな気導力注入法です!

 

メインとなる「タイムスキャンA注入法」以外にも、皆さまには「治す人」としての大切な要素を習得していただきました。
まずは「手掌に蓄積しているストレスを抜いて手掌の能力を引き出す」では、ストレスのない手で触れると自身であれ他者であれ、触れたところが柔らかくなることをご実感いただきました。手はあらゆる仕事をすることにより、機械的なストレスも溜まります。人には本能的に感覚するストレスのセンサーがあるので、ストレスが溜まった手で触れられれば、その手のストレスを察知して身体は防御反応として固くなるのです。人に触れる際の相手への礼を踏まえた備えとして、手掌のストレスケアの方法とその必要性を学んでいただきました。
次に「自身の手掌と相手の身体を調和させる」ではその方法を習得。調和させることにより相手の身体と一体化した自身の手からは力や意識など、すべてが伝わりやすくなることをご実感いただきました。調和させることにより、触れられて気持ちが良く、触れていて気持ちが良いといった上手な触れ方ができるようになったのです。
これを習得することで、これから先のすべてのアプローチの質が変わると言っても過言ではありません。これは私の経験からお伝えする言葉です。

 

そしてメインの「タイムスキャンA注入法」。人と人を繋ぐ力によって一気に身体の奥に入ってくる浸透力と、中からブワーっと膨らんでくるかのようなエネルギー感は圧巻でしたね!当然、その心地よさは極上で、その効力も驚くべきものでした。まさに「中から治っていく」感覚をご実感いただけたと思います。

 

最後に、タイムスキャンA注入法の特性を活かした「内臓に蓄積されたストレスを遮断する」を習得していただきました。私は個人的にこれに一番の魅力を感じました。このアプローチの効果を、「心身の健康のベースを整えて回復力・治癒力を底上げする、どんな人にも必要なもの」と感じたからです。それがどれだけ高い効果を発揮するのかは、実習の場で受けた皆さまの表情からひしひしと伝わってまいりました。おかげさまで「これは人にとってすごく良いものなんだな」と強く実感した次第です。
それ故、私は担当患者さん全員にやって差し上げたいと強く思い、実際に現在一日数人の患者さんに施しています。

 

 

 

 

 

<第213回 気導術研究実践コース> 2023年5月開催 

 

ブラボーネットワークを超活性して願いを現実に導く!

 

◎タイムスキャンテクニック Stage5 <設定伝授>

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
古代の叡智に学び未来の役割を担う
古今東西、人は痛みや不調などを改善する方法を探し続けています。文明として記録が残る何千年かの間でも様々な試行錯誤を繰り返してきたことでしょう。その歴史のすべてを知ることは難しいですが、その叡智と潜在意識を通して繋がることで、人々に対して気導術が担える役割がますます大きくなってきたことを実感しています。タイムスキャンテクニックは歯状回や海馬からなるブラボーポイントを起点として、人に潜在している「自然治癒力が諦めてしまったその先も治し続ける力」を引き出すテクニックです。この自身の中だけでは解決できなかった問題を解決に導くことこそが治療家に求められる役割だといえるでしょう。これから未来に向けて気導術が果たすべき役割が、さらに大きくなっていくことを確信しています。

 

ブラボーネットワークの超活性<設定伝授>
歯状回の新生細胞でキャッチした情報は、海馬から偏桃体、そして側坐核、DLPFCへと脳内のネットワークを伝わっていきます。このルートを構成するポイントのそれぞれに対してタイムスキャン呼吸法でアプローチすることで情報を通りやすくさせたのが、Stage1および2でおこなった脳内の情報伝達クリーニングです。このネットワークが機能低下して情報伝達の停滞や正確性の欠如が生じると、治癒力をはじめ身体能力は著しく低下してしまうでしょう。身体に備わる正常な反応を引き出して治癒を促進させるためには、このネットワークが健全であることがとても重要です。今回は、この歯状回からDLPFCまで連なるネットワークを「ブラボーネットワーク」として、設定伝授と併せて超活性してまいります。加えて、そのブラボーネットワークを自身の手指にシンクロさせることで、手指がキャッチした情報をブラボーネットワークがリアルタイムで同調して効果に反映する仕組みを
構築いたします。

 

いま求められるストレス遮断法
新型コロナ感染症が5類に移行したことで、長らく続いたコロナ騒動も一応の収束として健全な社会を取り戻そうとしています。この騒動は人々の健康レベルに多大な影響を与えましたが、その中でもマスク生活による弊害と精神的ストレス蓄積による影響は爪痕として大きく、早急な改善が求められる状況です。今回は、ストレス遮断法としてタイムスキャンテクニックを活用することで、深部に潜むストレスの遮断や関連する部位の改善を図ってまいります。

 

 

○自身の手指とブラボーネットワークをシンクロさせて活性する
 ・手指をブラボーネットワークの各ポイントに対応させる
 ・手指とブラボーネットワークの各ポイントへとシンクロさせる
 ・ブラボーネットワークから手指へとシンクロさせる
○願いを現実に導く気導力を手指に導く
○ブラボーネットワークとシンクロさせた手指を手技に活用する
○ブラボーネットワークとシンクロした手指を用いてストレスを遮断する
―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

先月発表したStage4では、ブラボーポイントを超活性すると共に自身の2本の手指とブラボーポイントをシンクロさせることによって手指にブラボーポイントの脳力をコピーして、手指をブラボーポイントの出張所としました。それによって「事件は現場で解決する!」を実現しました。
今月は、手指への脳力のコピーをさらに拡張。脳の情報伝達ルートである「ブラボーネットワーク」を超活性すると共に自身の5指とシンクロさせてその脳力をコピーすることで、現場での事件解決をより早く確実に行えるようにしていただきました。

 

ブラボーネットワークの脳力を宿した手は驚くべき力を発揮するようになりました。
気を流すことをせずに、相手の身体を擦るだけでそこが楽になってしまいます。これは手指が触れたと同時にその部位の情報が歯状回を起点とするブラボーネットワークに伝わっているからに他なりません。加えて、私たち気導師の根底にある「相手に喜んで欲しい」と思う資質が、相手をプラスの方向に導いたのです。この時点で、私たちが触れるだけでそこが良くなってしまうことが確定事項となりました。私たちの存在自体が相手を必ずプラスに導く力となったのです。これによって、施術の際に試行錯誤してやっと良くなったというのではなく、スタートからプラスが始まってやればやるほど良くなっていくという、誠に楽な状態が成立いたしました

 

タイムスキャンテクニックは、歯状回の新生細胞に新たな役割を担わせて、潜在している「自然治癒力が諦めてしまったその先も治し続ける力とその仕組み」を引き出すテクニックです。したがって会長スペシャルからこれまでずっと新生細胞に担って欲しい役割をしっかり伝えるための声掛けを大事にしてまいりました。今回はそれに加えて、気導力に対して「なにをどうしたい」という自分の願いを伝えることで、さらなる効果の向上を図りました。それが「願いを現実に導く気導力を手指に導く」
気導力は「善なるプラスのエネルギー」なのですべてのプラスを含んでいます。導き手が叶えたい願いを明確にして気導力を導くことで、必要となるプラスが活性された状態で相手や自身に注入されると考えて良いでしょう。気導力に求めるプラスの方向性を明確にするということです。
実習では「呼吸がしやすくなる」「気分が良くなる」「関節の動きを良くする」として導いた気導力による効果を実感していただきました。これは思い込みではなく、それだけのものを積み上げたという根拠があるので現実となったものです。またこれを経験したことで、「求めるプラスを明確にして導くと気導力は確かにそこに向かう効力を発揮してくれる」ことは決定事項となり当たり前の領域に入りました。さらに言えば、触れる前から「相手の筋肉を柔らかくして楽にする」と決めて臨めば、最初の一歩からブレずに確実にその効果が高まります。
これによって「気導力って凄い」を皆さまにあらためてご実感いただけたと思います。

 

そして今回、私がもっとも感動したのが「ブラボーネットワークとシンクロした手指を用いてストレスを遮断する」の効果の凄さです。マスク生活が長く続いた今だからこそもっとも必要だと考えるアプローチを含めた3手順。とてもシンプルなアプローチでありながら、ストレス遮断の効果と共に一手ごとにどんどん顔が上がっていくのです。さらには肌質もつやつやになっていくではないですか!3手順終えた時には、首の筋肉はゆるゆるになっています。自分の首を触って「こんなに柔らかいの初めて!」とおっしゃった方が何人もいらっしゃいました。当然ストレスは遮断されて頭がスッキリして、すごく軽くなります。そして効果として驚いたのが、全員が何歳も若返ったお顔になっていたことです。
アンチエイジング効果も驚くほど高い、新たなアプローチによるストレス遮断法。超絶品です!!
ということで、日々臨床の現場で使いまくっております。

 

 

 

 

 

<第212回 気導術研究実践コース> 2023年4月開催 

 

ブラボーポイント超活性&治療効果倍増!

 

◎タイムスキャンテクニック Stage4 <設定伝授>

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
ブラボーポイントに備わる未知の可能性
私たちは、新たに発見したブラボーポイントを起点とする反応が、人に潜在している新たな治す力と仕組みを引き出しているという確かな手応えを感じています。さらには、タイムスキャンテクニックを用いることにより、今まで隠されていた本能の領域から発揮されるような身体能力が現れることも実感しています。一般常識からすれば、これらは非常にマジカルな現象だといえるでしょう。それでもまだ私たちは、潜在している未知なる力の片鱗を見ているだけかもしれません。そう思わせるほど、ブラボーポイントには大きな可能性を感じています。

 

ブラボーポイントの超活性<設定伝授>
タイムスキャンテクニックでは、呼吸法によって術者のブラボーポイントに気導力と潜在意識が作用して「治す力」が生み出されます。そして、術者から注入された力に反応して相手のブラボーポイントが、自身に潜在している「治る力」を発揮します。このようにタイムスキャンテクニックの優れた効力は、術者の「治す力」と相手の「治る力」が連係されるからこそ現れるのだと考察しています。
このブラボーポイントの連係を向上させる要素のひとつには、ブラボーポイントと意識のシンクロ性を高めることが有効です。本能的重心調整で実感したように、意識の方向性を合わせるとブラボーポイントが発揮する能力は一段と高まります。その強化には相応の訓練が有効ですが、今回はブラボーポイントを超活性する会長からの設定伝授を併せることでシンクロ能力の速やかな向上を図ります。

 

ブラボーポイントの任意設定
タイムスキャンテクニックの遠隔アプローチとして、2月のStage2では空中に歯状回を設定、3月のStage3では患部に歯状回を設定、といった具合に任意の場所に歯状回があるとする「どこでも歯状回」を活用してまいりました。このように任意の場所に歯状回を設定できることもタイムスキャンテクニックの魅力のひとつです。この操作を実現させる任意の場所に歯状回を設定する能力には、術者の意識が大きく関わっています。今回は、設定伝授と併せて術者の意識をブラボーポイントと繋げることで、任意の場所に歯状回を中心としたブラボーポイントを設定できる能力も高めてまいります。

 

 

○自身の手指とブラボーポイントをシンクロさせて活性する
・手指から歯状回および海馬へ
・歯状回および海馬から手指へ
○ブラボーポイントをシンクロさせた遠隔アプローチ
○ブラボーポイントをシンクロさせた4点基本アプローチ/若返りの種を活性する
○ブラボーポイントとシンクロさせた手指を用いて圧痛を解消する
○ブラボーポイントをシンクロさせた手指を用いた手当て療法
―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

Stage2とStage3で発表した遠隔アプローチではタイムスキャンテクニックの魅力のひとつである、任意の場所に歯状回があるとする「どこでも歯状回」を活用してまいりました。このように、歯状回がどこにでも設定できるというのはブラボーポイントが備える特性のひとつともいえるでしょう。今回はブラボーポイントが持つこの特性を活かした新たなアプローチを発表いたしました。

 

ブラボーポイントの特性を活用することで、今回テーマとしたのは「事件は現場で解決する!」です。そのための最重要ポイントが、自身の手指とブラボーポイントをシンクロさせて相互の活性を図ったところです。これによって、自身の意識がブラボーポイントに繋がり、そこに会長の設定伝授も加わって自身のブラボーポイントは超活性されました。さらに、超活性されたブラボーポイントから自身の手指に意識を繋ぐことで、ブラボーポイントの能力を手指にコピーすることができました。手指が全権委任をされたブラボーポイントの出張所になった訳です。

 

その手指はブラボーポイントとシンクロする力も高まってすごい力を持ちました。遠隔アプローチの効果を向上させ、触れれば当然驚くべき効力を発揮します。
4点基本アプローチの場合は、すべての操作が「良くなる」の上乗せになりました。
まず意識付けのために患部を擦れば、それだけで症状が和らぎます。歯状回と脊柱を結ぶ際に、脊柱の棘突起の際を手指で擦れば、背中が楽になってしまいます。ブラボーポイントと同等の能力を得た手指が触れたところは瞬時に治りモードに導かれるのです。次はメインのタイムスキャン呼吸法による気導力注入です。その際、手指で相手のブラボーポイントに触れますが、この時自身のブラボーポイントと自身の手指をしっかりシンクロさせてから相手のブラボーポイントに触れると、自身のブラボーポイントと相手のブラボーポイントが直接繋がった状態になります。この状態で、治りモードに入っている相手にタイムスキャン呼吸法で気導力を注入するのですから、症状が改善されないわけがありません。最後に脊柱をもう一度擦れば、「良くなる」ことのさらなる上乗せです。
このように4点基本アプローチの効力は飛躍的に向上しました。

 

そしてこの回の目玉となる新しいアプローチブ「ラボーポイントとシンクロさせた手指を用いて圧痛を解消する」。今回のテーマとした「事件は現場で解決する」をそのまま体現する超凄技です。
インプット法で異常箇所を見つけます。片方の手指で患部に触れたまま、一方の手指で近接する適所にブラボーポイントをセットします。患部の近くにブラボーポイントの出張所ができました。すると、セットした瞬間から患部の回復モードがスタート。その状態でタイムスキャン呼吸法の誕生と現在の2呼吸で気導力を注入すれば、患部の症状は驚くほど改善されます。ほとんどのケースにおいて2呼吸で完全な良い状態になります。取り切れない場合でも2呼吸追加すれば完璧です。その確実性と上質な改善具合には目を見張るものがあります。

 

最後に、会長スペシャルで発表した「手当て療法」の進化系を発表。手当て療法でアプローチする気導力注入ポイントに手をセットした際に、その手指に意識を繋いでブラボーポイントの役割を担わせることで、その効果がとても高まることをご実感いただけました。

 

今回のレクチャーを通して、術者の意識の力とそれを活用することの大事さの認識をさらに高められました。術者の意識が効果に影響するというのは他のテクニックにも共通したことですが、タイムスキャンテクニックにおいては殊更重要だということを強く実感できました。
そこに気を配りつつ、今回発表された数々のアプローチを日々の臨床の場でフル活用しております。使えば使うほど、その使い勝手の良さと効力の高さが染み入ってまいります。私の今の感覚では一手の信頼性の高さは群を抜いているという感じです。
おかげさまで、これまで時間内に取り切るのは難しいと感じていた鼠径部の強固な硬結なども余裕を持ってアプローチできるようになり、治療の効率化とより深いところの症状の解消が実現されて、施術後に患者さんから満面の笑みをいただきまくっております!!
ご受講いただけなかった皆さまも、ぜひDVDをご購入いただいて身に付けてくださいませ!会長の設定伝授も遠隔で受けていただけます。手に入れないと絶対に損しますよ!

 

 

 

 

 

<第211回 気導術研究実践コース> 2023年3月開催 

 

本能的重心調整&即効的症状解消アプローチ!

 

◎タイムスキャンテクニック Stage3 <設定伝授>

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
治し続ける力を引き出すテクニック
タイムスキャンテクニックは、特別な呼吸法を用いてブラボーポイントに気導力を作用させることで、歯状回で新生した細胞に新たな役割を与えて、身体に潜在する「自然治癒力が諦めてしまったその先も治し続ける力」を引き出すテクニックです。1月の会長SPから、2月にはStage2に発展したことで、さらに効力が向上したことを皆さまにはご実感いただけていると思います。今回はStage3として、さらなる効果の向上と併せて若返りの種をより活性できるアプローチへと昇華しています。

 

新生される細胞に術者の意識を届けて身体能力を引き出す
2月の研究実践コースにて発表した「どこでも重心移動」の効力に驚かれた方は多いと思います。このマジカルな現象は、歯状回の新生細胞に術者の意識が届けられたことで相手の本能の領域が反応して生じた効果にほかなりません。身体の重心軸が適正であることは、健康の享受にはとても重要です。これまでも万能重心軸調整法などにより身体の重心軸を整えてまいりましたが、タイムスキャンテクニックを用いると、今までに引き出すことが難しかった領域の身体能力が引き出されながら本能的に重心軸が整っていくように実感しています。

 

ブラボーポイントで可能性が無限に広がる
気導術には心身を健康に導くための様々なテクニックがあります。それらを組み合わせることで、さらに効果を高めることが可能であることも気導術の魅力のひとつです。とりわけ、このタイムスキャンテクニックは既存のテクニックやアプローチと組み合わせたならば、それらが発揮する効力を大きく向上させます。シンプルなアプローチでありながら、これほどの効果を発揮できるのは、やはりブラボーポイントが起点となって生じる反応が、人に潜在している健康に関わる根源的な仕組みに関与していることの証明だといえるでしょう。

 

今回は、Stage3に昇華したタイムスキャンテクニックを活用した本能的重心調整法をはじめ、抵抗運動を組み合わせることで身体を活性する方法や、インプット法と組み合わせて全身の圧痛を容易に解消できるアプローチ法などを習得いたします。エネルギー注入法としても抜群の効果を発揮するタイムスキャンテクニックを活用して、明日の笑顔をひとつでも増やしてまいりましょう。

 

 

・タイムスキャン呼吸法をマスターする
・4点基本アプローチ/自覚する症状を解消する/若返りの種を活性する
・本能的重心調整法/遠隔アプローチ編
・本能的重心調整法/4点基本アプローチ編
・身体活性/抵抗運動編
・身体活性/全身アプローチ編
―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

この回では、既存のテクニックやアプローチと組み合わせた様々なタイムスキャンテクニックの活用法を発表いたしました。

 

まずは、本能的重心調整法から。
身体の重心軸が適切であることは、健康の享受にはとても重要です。身体の重心軸をこれまでに以上に強固に整えることができる本能的重心調整法を重ね掛けすることにより、重心軸の「芯の芯を出す」ことで、どれほど身体が楽になるかを実感していただきました。

 

次に、身体活性/抵抗運動編。
抵抗運動を経験させて筋力をコントロールする能力の回復および向上を図るアプローチですが、これもタイムスキャンテクニックによってこれまでは引き出すことが難しかった領域の身体能力が引き出され、その効力は大きく向上しました。
連日会場のあちらこちらから「身体がまったく別物になった!」「若返った感じがする!」という声が聞こえてくるほど、参加者全員にすごい効果を実感していただきました。

 

最後に、身体活性/全身アプローチ編。
4点基本アプローチでタイムスキャンテクニックのエネルギー注入を施した後に、インプット法を自分の技量に応じて全身に施します。その後、インプットした範囲を熊手のようにした指先で擦るだけで、なんと圧痛が解消されてしまうのです!!デモンストレーションを見た皆さんからは「えー、なんで???」という声が!
これまた非常にマジカルな現象ですが、受けた全員が起き上がったときに「あー、すごく楽!」と必ず口にするほど、高い効果をご実感いただきました。

 

私はこの全身アプローチを日々の臨床でほとんどの患者さんに施しております。非常に効率よく身体を正常化できるので、さらに深くまで患部を正常化できるようになり、さらに一手二手アプローチを増やすこともできています。
また、抵抗運動による身体活性も多用しております。患者さんは当然「えっ、なんで???」となり、身体の大きな変化に喜んで楽しい雰囲気が膨らみます。ある男性患者さんは「サッカーをやっていたころにやってもらいたかった」と残念がっていました。昔の感覚が蘇ってきたからの感想だといえます。

 

 

 

 

 

<第210回 気導術研究実践コース> 2023年2月開催 

 

あなたに若返りの種を植える!

 

◎タイムスキャンテクニック Stage2 <設定伝授>

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
2023年1月の会長SPセミナーにてタイムスキャンテクニックを発表いたしました。もし、自然治癒力が治すことを諦めてしまったなら、それ以降は治ることは無いと判断しているのが世間の常識だと思います。しかし私たちの身体には自然治癒力の働きを超える「身体を治し続ける仕組み」が潜在しているのです。その仕組みは脳内で唯一神経細胞が新生される場所であり、記憶能力に関与しているといわれる歯状回にありました。この歯状回に関連する箇所をブラボーポイントと名付け、新生した神経細胞に記憶に関わる以外の新たな役割を担わせることが可能なタイムスキャン呼吸法によって活性することで、「自然治癒力が諦めてしまったその先も治し続ける力」を引き出して活用する方法がタイムスキャンテクニックです。

 

歯状回は海馬の一部であり情報伝達の入り口としての役割を担っている箇所です。その歯状回および、後頭隆起上外方の反応ポイントなどの関連する箇所を合わせてブラボーポイントとして活用していますが、臨床を重ねることで歯状回以外の海馬の領域も「身体を治し続ける仕組み」に関与していることがわかってまいりました。そこで術者の意識操作として狙う範囲を歯状回から繋がる海馬への範囲まで、新たにブラボーポイントに含めることといたします。それに伴う効果の向上は、これまでをさらに上回ることを実感しています。(中略)

 

ブラボーポイントの発見と、そこに潜在している「身体を治し続ける仕組み」を活性させることが可能なタイムスキャン呼吸法によって、これまでは治せなかった病気に繋がる症状まで当たり前に治すことができるという未来が近づいていることを確信しています。また、それすらも実はまだ人間に潜在している仕組みの一部でしかないという予感もあります。人は若返ることができる。その夢を誰もが現実のものとできる未来は確実に用意されています。その時を一日でも早く迎えられるよう、今回は「タイムスキャンテクニックStage2」の設定伝授と併せて「若返りの種」も設定伝授させていただきます。

 

 

◎タイムスキャン呼吸法をマスターする
◎タイムスキャンテクニックの基本的な活用法をマスターする
 ・自覚する症状を解消する
 ・頭の中をクリーニングして気導力の通りを良くする(セルフ)
 ・頭の中をクリーニングして気導力の通りを良くする(他者)
 ・遠隔にてタイムスキャンテクニックを施す
  ※「どこでもドア」「どこでも重心移動」「どこでも施術」

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

今回の研究実践コースは、1月の会長SPで発表された「タイムスキャンテクニック」のStage2ということで楽しみにされていた方は多いのではないでしょうか。静岡研究では、遠隔治療の「どこでもドア」「どこでも重心移動」「どこでも施術」が特に大盛り上がりでした。遠隔治療の効果の高さに「(気の)シャワーみたい」「安定して立てる!」「え!?なんでぇ!?すごい!!」と実習の時間は受講生の皆さんの目がキラキラ輝いていました。

 

実際の治療では、施術の終盤にちょっとだけここに痛みが残る、もう少しスッキリ痛みを取りたいというときに「自覚する症状を解消する」アプローチを活用しています。先日、接骨院に腰痛で来院されたAさんは、前屈後屈ともに腰仙関節付近に痛みを感じると訴えていました。今までの研究実践コースで培ってきた様々な腰痛に関するテクニックを組み合わせながら施術を行いました。起き上がって動作の確認をしてもらうと、前屈での痛みがほとんどなくなったととても喜んでくださいました。しかし、後屈をすると今度は仙腸関節付近に少し痛みがあるとおっしゃっていたので、仙腸関節に触れてからブラボーポイントと海馬に触れて一呼吸しました。動かして確認してもらうと「おぉ、痛くないですね。」と後屈時の痛みも取れて、とびきりの笑顔を見せてくださいました。

 

また、久しぶりを回ったというBさんは下肢が痛くて仕方がないとのことでゴルフ終わりにそのまま来院してくださいました。特に張りが強かったのはふくらはぎだったので下肢の流れを整え、深部までインプットを施しました。その後にブラボーポイントと海馬から尾骨まで擦り意識付けをしてから、ふくらはぎに「タイムスキャンテクニックStage2」の呼吸法で直接じっくりエネルギーを入れました。確認すると、フワフワトロトロのふくらはぎに思わず私もびっくりしました。Bさんは「えぇ!?これなんですか!!全然違いますね!」と驚きを隠せない様子でした。

 

この回の「タイムスキャンテクニックStage2」は実際の治療はもちろん、遠隔治療も、あともう少しの痛みにも絶大な効果です。私は家族と離れて暮らしているので家族の治療にも活用しようと思います!ぜひ皆さまも日々の治療や大切な方への治療にご活用ください。

 

すぐに使える様々な即効アプローチが次々と発表され、楽しさ、驚き、感動が何倍にもなり、気導術はいま最高に面白いです!!
ご自身や周りの方々のいつまでも若々しく元気でありたいという願いを実現するためにも、ひとりでも多くの方に身に付けていただき、たくさんの方と喜び、感動、そして笑顔、を共有してほしいと強く思います。

 

 

 

 

 

<第209回 気導術研究実践コース> 2022年12月開催 

 

心と身体に若さと元気を備える!

 

◎全身アンチエイジング&超実践的即効ポイント

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
車をバックさせる際に後ろを振り向くのがきつくなった。普通に歩いているつもりが後ろから抜かされることが多くなった。不意にしゃがもうとしたらよろけて転びそうになった。…等々。以前は当たり前にできていたことが出来なくなったり、若い時と同じような意識で身体を動かしたら身体を傷めてしまったりなどは、年輩になるにつれ多くの方が経験されることです。研究実践コースでは、これまでにも様々な老化の種を解消することで全身の若返りを目指してまいりました。今が何歳だとしてもいつまでも若々しく元気でありたいと思うのは万人に共通の願いです。その願いは気導力を活用できる私たちだからこそ実現できると確信しております。今回も、さらなる若返りの実感と大きな喜びを手に入れるための数々の特効ポイントを用いて老化の種を徹底解消してまいります。心と身体にさらなる若さを備えて新たな年を元気に迎えましょう。

 

 

・小指球筋を活性して骨盤底筋群の能力を向上させる

・肋骨を調整して体幹の回旋能力を向上させる

・身体の内側に向かう力を高めて肩こりの深部を緩める

・頬の筋肉を調整して骨盤を立てる力を高める

・足首を調整して歩行を軽快にする

・大腿直筋を調整して股関節を柔軟にする

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

今回の研究実践コースでも「人生初!!」の声が続出でした。静岡会場では踵をついてしゃがめなかった方が「足首を調整して歩行を軽快にする」アプローチの実習後、踵をついてしゃがめるようになり「えっ!!ついたんだけど!!」と大はしゃぎ。その様子を会場にいた皆さんが嬉しそうに「ついてるじゃん!」「おぉ!スゴイ!!」と人生初を一緒に喜んでいる姿が印象的で、とても温かい会場の雰囲気でした。

 

(大井談)『できなかったことができるようになる』ことは誰にとっても本当に嬉しいものですよね!東京本部でも生まれて初めて踵をついたまましゃがめるようになった女性がいらっしゃいました。その方は子どもの頃にバレーをやっており身体がとても柔らかい方なのですが、これだけができないことが人に言えないコンプレックスだったそうです。それができるようになった!!その方はその後、実習のちょっとした空き時間に何度もしゃがんでいらっしゃいました。そして、セミナーのまとめの時に「見て見て!できるようになったの!!」と自らカメラの前でしゃがんで見せたのです!ご本人にとってはそれだけ大きな喜びに繋がったのですね。

 

どのアプローチも絶大な効果で日々の治療でも活用しています。久しぶりに来院されたAさんは座ってから立ち上がる時に股関節に痛みを感じ、歩き出してからしばらくびっこを引くように歩いていました。また、施術前は股関節を動かそうとするだけで怖さを訴えていました。9月の第206回研究実践コースで発表された「腸腰筋の癒着を解放して股関節の自在度を高める」アプローチで股関節周りの筋肉を緩めてから、今回の「大腿直筋を調節して股関節を柔軟にする」アプローチを施すと「えっ!?動くじゃない!!」と痛くないことを確認し、目を丸くして驚いた表情をされていました。私が起きるよう声をかける前にすっと起き上がり、少し構えた様子で立ち上がると「あれ!?全く痛くない!!」「ん!?え!?普通に立ったよ!!」ととびきりの笑顔を見せてくれました。そして「ありがとう」と私の手を握りながら言ってくださり、私の想像以上に喜んでいる姿を見ることができて本当に嬉しかったです。

 

ひとつひとつの技の効果はもちろん大きいのですが、前回、前々回の研究実践コースのアプローチと組み合わせることでより大きな効果が期待できること間違いありません。ぜひ皆さまも日々の治療や大切な方への治療にご活用ください。

 

すぐに使える様々な即効アプローチが次々と発表され、楽しさ、驚き、感動が何倍にもなり、気導術はいま最高に面白いです!!
ご自身や周りの方々のいつまでも若々しく元気でありたいという願いを実現するためにも、ひとりでも多くの方に身に着けていただき、たくさんの方と喜び、感動、そして笑顔、を共有してほしいと強く思います。

 

 

三枝 幸祈

 

 

<追伸>

私も幸祈先生のように組み合わせて使うことでの相乗効果を実感しています。

 

幸祈先生と同様に腸腰筋の癒着解消と大腿直筋の調整を組み合わせて使うほかに、お腹を緩める際に前回の「胸椎の柔軟性を確保して下肢の過緊張を解消する」と今回の「頬の筋肉を調整して骨盤を立てる力を高める」を併せて活用しています。腹部にアプローチした際に上腹部は弛緩させづらいものです。今回の頬の筋肉の調整をすると、なんと胃が緩みます。ですので、前回の胸椎の柔軟性を確保するアプローチで上腹部の筋肉を緩め、今回の頬の筋肉の調整で上腹部の内部を緩めれば、上腹部をしっかりと緩めることができるのです。

 

また、今回の「小指球筋を活性して骨盤底筋群の能力を向上させる」と第206回の「身体の中心を通る力を発揮する」を併せて使えば、下半身の中心に向かう力が相乗効果で活性されて下肢の力の流れが整います。すると下半身は安定して、上半身をしっかりと支えられる、バランスよく疲れにくい状態になるのです。

 

皆さまも、組み合わせで活用する楽しみもご実感くださいませ。それは必ずお相手のさらなる大きな喜びに繋がります!!

 

 

大井 洋

 

 

 

 

 

<第208回 気導術研究実践コース> 2022年11月開催 

 

気導力を活用してアンチエイジングを実行する!

 

◎老化対策特効ポイント&アプローチ5

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

昔と比べて身体の動きが硬くなった。以前は平気だった荷物を重く感じるようになった。等々、誰でも若い頃と比べれば身体能力は低下するものです。しかし、こうした老化の兆候を感じた時にそれを問題として何とかしようと思うのか、それとも良しとしてしまうのかで、これからの日々は大きく変わるといえるでしょう。できることならば誰もが、軽い、動きやすい、柔らかい、快適…そんな感覚が湧いてくるような身体で過ごしていきたい筈です。今回も、さらなる若返りの実感と活力に溢れる快適な心身を手に入れるための数々の特効ポイントを用いて、老化の種を徹底解消してまいります。ぜひ、気導力を活用できるからこそ実現できるアンチエイジング領域の効果で、日々をより良きものにしてまいりましょう。

 

 

・手掌に蓄積した疲労を解消して上肢を動かしやすくする

・胸骨を調整して肩こりの深部を緩める

・胸椎の柔軟性を確保して下肢の過緊張を解消する

・側腹部を緩めて体幹力を向上させる

・背中と臀部の運動連鎖を高めて腰の負担を軽減する

・ハムストリングスの柔軟性を高めて前屈をしやすくする

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

今回も、難しい手技を用いることなく高い効果を発揮するアプローチが6つ発表されました。私個人としては、いつも以上に仰天アプローチが多かったと感じています。

 

非常に簡単な方法で関所を解放したり、深部のコリを解消したり、身体の柔軟性を高めたり、驚きのアプローチで下肢の過緊張を解消したり、身体背面の運動連鎖を高めて背中から臀部までを一瞬で緩めたり。

 

1手目の「手掌に蓄積した疲労を解消して上肢を動かしやすくする」では、手掌に潜む上肢の動きを阻害する関所を解放します。「えっ!?こんなところに疲労が溜まっているんだ!」と驚くような箇所にひと工夫した方法でアプローチすると、疲労が蓄積した深部まで簡単にアプローチできました。それによって手がすごく楽になるばかりか、肩関節の動きが驚くほど滑らかになります。肩を回してゴリゴリいうような方には、持って来いのアプローチだと言えるでしょう。さらに凄いのは、バネ指解消に大きな効果を発揮するところです。実際に東京研究実践コースの水曜日にモデルになった方は、第4指のバネ指がこの一手でほとんど治ってしまいました。

 

2手目の「胸骨を調整して肩こりの深部を緩める」では、超簡単アプローチで首や肩の深部のコリを解消します。気導術ならではの、気導力の実効性を強く実感できるアプローチです!!受けてみると、首から胸までの中心部分がすごく楽になったことを実感できます。

 

3手目は「胸椎の柔軟性を確保して下肢の過緊張を解消する」。私個人としては、これが最も驚愕して感動したアプローチです!胸椎の固さが下肢を不要に緊張させていて、腹筋上部の硬さが胸椎を固くしている。この関係に目から鱗が落ちる思いがしたのに上乗せして、それを解消するためのちょっとした道具を使ってのアプローチが本当に驚愕もの!

 

「下肢は脱力させづらい」と日々施術をしていて感じます。力を抜かせるためにあの手この手でやっとという感じでした。それが、このアプローチだとすごく簡単な手技なのに1~2分ほどで下肢は力が抜けたリラックス状態になってしまうのです。その効果には大感動です。そればかりでなく背中の過緊張も解消されることで、施術ベッドが高級ベッドになったかのように寝心地が極上になります。ということは、睡眠時の仰向けが楽になったということ!そして、起き上がってみれば胸が開いて背筋がピンと伸びた綺麗な姿勢になっています!私は「相手に複数の喜びを与えられる秀逸な一手」だと感じました。

 

4手目の「側腹部を緩めて体幹力を向上させる」は、側屈の柔軟性を高めることを指標として体幹の捻じれ動作をしやすくすることで体幹力を向上させます。側腹部では走行の異なる筋肉が重なって働いているのでそれらが側屈などで一方向に伸ばされる場合、各筋肉の間で交差が生じます。したがって、各筋肉が充分に伸びるためには筋肉同士のストレスフリーな滑走が必要です。それを誠にシンプルなアプローチで実現します。自然な捻じれを伴う滑らかな動きは若々しさを感じさせるものです。

 

5手目は「背中と臀部の運動連鎖を高めて腰の負担を軽減する」。これも私には衝撃的なアプローチでした!とても簡単な方法で背中とお尻の運動連鎖を高めると、腰を反らす時に生じる腰への負担が軽減するのです。そして、このアプローチだけで背中とお尻がほとんど緩んでしまいます。要する時間に対するその効果は驚くべきもの!そのコスパに感動します!!このアプローチは、腰痛を患っている方が腰を反らせると痛みが増すという場合でお腹側の原因が少ないと判断される時に、最も効果が期待できる最適な一手です。

 

最後6手目の「ハムストリングスの柔軟性を高めて前屈をしやすくする」も感動ものの効果を発揮する凄技。アプローチは相手に一定動作を促して、ある箇所の抵抗運動をしてもらうだけです。それだけで前屈時の下肢後面の張り感が減って、前屈の曲がり度合いが一気に増します。セミナー中も多くの人が「人生最高記録」を達成したほどです。私も顔が膝に着くまでになりました!

 

私個人の感想ですが、今回発表されたアプローチは相手を驚かせつつ大きな喜びに導けて、さらにコスパが良いものが多かったと感じています。それ故、お気に入りのアプローチとして日々臨床の場で使いまくりです。特に「胸椎の柔軟性を確保して…」と「背中と臀部の運動連鎖を高めて…」は一時間治療では必ず取り入れています。これらによって、施術の効率が大幅にアップするからです。さらにこの2手の効果で全員がとてもきれいな立ち姿になることで、若返りを実感してもらえるからです。それは患者さんへのギフトとなり、私は患者さんから笑顔というギフトをいただいています。
おかげさまで、治療の楽しさが増し増しになりました!!皆さまもぜひ修得してくださいませ!

 

 

 

 

 

<第207回 気導術研究実践コース> 2022年10月開催 

 

かつての自分に出会い新たな自分で過ごす!

 

◎老化対策特効ポイント&アプローチ4

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
腰が痛い、肩が上がらない、正座ができない…とか、健康診断で引っかかる、いくつも薬を飲んでいる…など、いつの頃からか同窓会のような場では、身体の不調自慢に花が咲くようになったという話を年輩の方から耳にします。やる気はあるけど身体が付いていかないとか、昔みたいに色々と楽しめなくなった、などの会話も多いのではないでしょうか。できることなら、何歳になっても不調ではなく健康を自慢できるくらい、心も身体も若さを保っていたいものですが、それにはやはり老化のサインに気付き、その種から解消できる方法を実践していくことが大切です。

 

今回も、さらなる若返りの実感と活力に溢れる快適な心身を手に入れるための数々の特効ポイントを用いて、老化の種を徹底解消してまいります。ぜひ、周りの方々とも「かつての自分に出会う喜び」と「新たな自分で過ごす喜び」を共有してまいりましょう。

 

 

・ストロー呼吸を用いて頸部のコリを解消する

・脊柱と腎臓の連係を高めて疲労感を解消する

・三角筋の癒着を解消して腕を軽やかにする

・腋を締める力を活性して下半身との連動を高める

・ウェスト部の癒着を解消して腰のキレを高める

・足部内側アーチを引き上げる筋力を活性する

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

この回も、難しい手技を用いることなく、簡単なアプローチで高い効力を発揮する凄技が6つ発表されました。メソッドとして活用すれば、それだけで「全身楽」に導けます。

 

「ストロー呼吸を用いて頸部のコリを解消する」では頚部のコリを解消するばかりでなく、ストロー呼吸によって脳のコリが軽減されて頭がスッキリし、側頭骨が上がることによって呼吸も楽になり気分も上がり、さらには頬も上がってしまいました。加えて、下腹部までもが緩むのです。これによって相手は施術のベースとして良好な、治りやすい状態になります。

 

次の「脊柱と腎臓の連係を高めて疲労感を解消する」では、元気を蓄える臓器である腎臓をえこひいきしました。腎臓に気導力を注入しながら脊柱にアプローチして両者の連係を高めます。受けている間は何とも言えない心地よさで満たされ、終わって起き上がってみれば身体の楽さに感動。それ故、「今日はこれで満足」という声も聞こえてくるほどでした。脊柱にアプローチしている間ずっと腎臓に気導力を注入しているのですから、腎臓は気導力で満タンです。すなわち回復のためのパワーが満たされたわけですから、ここから回復が始まります。

 

その状態から、要所の『動きを阻害する筋肉の癒着を解消する』アプローチや『性能が落ちている筋肉を活性する』アプローチを施すと、全身がスッキリ楽に!!理詰めのアプローチと理詰めの組み立てによる当たり前の結果といえるのでしょうが、それでも想像以上の効果に感動です。癒着による動きにくさが解消され、性能が落ちていた筋肉が活性されたことで連係や連動がうまく働くようになった身体は、なんとも動きやすく軽くなりました。それはかつての身体の感覚を蘇らせます。まさに「かつての自分に出会えた」感覚でした!!

 

今月のアプローチも日々臨床の場で使いまくっています。でも今回の場合はメソッドとしてではなく個別で活用。
「脊柱と腎臓の連係を高める」アプローチはほとんどの患者さんに施し、癒しと元気を提供しまくりです。上肢に関係する症状の場合には「三角筋の癒着の解消」を取り入れ、下腿部のアプローチには「足部内側アーチを引き上げる筋力の活性」を取り入れています。どのアプローチも、これまでの組み立ての中に適切に組み入れると予想以上に良い結果を出せる凄技だと実感する毎日です。特に「足部内側アーチを引き上げる筋力の活性」はターゲットとなる筋肉が前脛骨筋と後脛骨筋なので、インプットによる圧痛が強く出るためになかなか緩ませにくいという感覚を持っていた私にとって、すごく頼れる強い味方になってくれました。

 

 

 

 

 

<第206回 気導術研究実践コース> 2022年9月開催 

 

老化の種を解消してアンチエイジングを加速する!

 

◎老化対策特効ポイント&アプローチ3

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
同年代の人と自分を比べた時に、どちらが若いか老けているかを気にされる方は多いと思います。ほとんどの方は、自他ともに認める若々しさを保っていたいと思っているのが本音でしょう。年齢を重ねていく年月は平等ですが、老化の進行は人によって驚くほど違うものです。一般的には30歳くらいから老化が始まるといわれていますが、加齢と老化はイコールではありません。今が何歳だとしても若さを実感できるような身体を保つためには、老化のサインに気付き、その種から解消できる方法を実践していくことが大切です。今回は、症状の解消はもとより、身体のキレや伸びやかな動き、力の入れやすさや安定感などを低下させている老化の種の解消を図ることでアンチエイジングを加速していただきました。ぜひ、かつての自分に出会える喜びを多くの人と共有してまいりましょう。

 

 

・肘の捻れクセを解消する
・肩甲骨の運動機能を回復する
・広背筋を調整して肩の柔軟性を向上する
・乳様突起に固着する筋膜を調整して頸部の自在度を高める
・腸腰筋の癒着を解放して股関節の自在度を高める
・ケーラー脂肪体を調整して足首の可動域を確保する
・身体の中心を通る力を発揮する
―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

今回も凄技が7つ発表されました。非常に簡単なアプローチなのに相手が驚くほどの効力を発揮するものが5つと、身体構造を踏まえたちょっとテクニカルだけどすごく丁寧なアプローチ2つという構成。メソッドとして活用すれば、それだけで「全身楽」に導ける凄技ばかりです。

 

人の身体は、疲労の蓄積によって上肢や下肢を身体の中心に向けて引き寄せる力が衰えてきます。しかし、この衰えは日常生活のなかではなかなか感覚できないもの。まさに「老化の種」なのです。
これをちょっとした小物を使った工夫をすることで、とても簡単なアプローチで活性できるようにしたのが「肘の捻れクセを解消する」と「身体の中心を通る力を発揮する」。目から鱗のアプローチ法とその効果に自分も相手も本当に驚きます。道具は使いませんが「肩甲骨の運動機能を回復する」も、実に簡単な方法で肩甲骨を内に寄せる力を活性させるものです。

 

他の4つのアプローチは、体幹をしっかりと支えるために重要な部位の「老化の種」を解消するものです。どれもその一手が発揮する効力に驚くものばかりで、自分の身体に起きた変化に感動します。私は個人的に「腸腰筋の癒着を解放して股関節の自在度を高める」に大感動しました。これまで、腸腰筋の改善には手こずるケースもあったのですが、「この一手があれば、もう大丈夫!」との確かな自信が得られました。

 

今回も、実習のたびに会場のあちらこちらから驚きの喚声が聞こえてまいりました。「できなくなっていたことができるようになった」はまさに若返りです。それが実感できれば、誰でも嬉しいですよね!!

 

恒例となりましたが、私はまたまた臨床で使いまくりの毎日です。それも1時間治療であればメソッドとして活用しています。なぜなら今回のアプローチは特に、「短時間で確実に『全身楽』を実感させられる」と自分が体感することで確信を持ったからです。
事実、シンプルに通してみると約40分という感じです。したがって、患者さんの状況に応じて2、3手追加できる時間が残せます。自分が余裕を持って施すプラスのアプローチによって、患者さんの満足度はさらに上がりますよね。

 

患者さんの笑顔が加速度的に増える日々。施術の楽しさも加速度的に増してまいりますよ!!

 

 

 

 

 

<第205回 気導術研究実践コース> 2022年7月開催 

 

老化の種を解消して10年後の若さを手に入れる!

 

◎老化対策特効ポイント&アプローチ2

 

 

―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――
若い頃と同じように身体を動かせるつもりが、いざ試してみるとできなくてショックを受けた…などの話をよく患者さんから耳にします。常識的には老化は避けられないものです。しかし「老化は病気だ」と捉えれば、老化の進行を踏み止ませる本質からのアンチエイジングへの道筋が見えてきます。
今回も、さらなる若返りの実感と快適な身体を手に入れるための数々の特効ポイントを用いて、老化の種を解消していただきました。10年後も変わらぬ若々しさと笑顔をキープするためにも、ぜひいま必要な技と効果を活用してまいりましょう。

 

 

・上腕三頭筋の硬さを改善して肩を脱力しやすくする
・三角筋の硬さを解消して背中の流れを整える
・腹部の皮下脂肪をリリースして腹圧をかけやすくする
・骨盤にエネルギーを充足させて腰を軽やかにする
・腰椎を気導力で栄養して弾力を回復させる
・大腿四頭筋の筋力をスムーズに発揮させる
―――――――― <レジメ前文と内容> ――――――――

 

 

今回も、非常に簡単なアプローチなのに相手が驚くような効力を発揮する6つの凄技が発表されました。毎回そうではありますが、私的に今回のアプローチ法においてとても興味深く勉強になったのは様々な「関連性」です。上腕三頭筋の硬さと肩の緊張、三角筋の硬さと脊柱起立筋三行線の下に潜むコリ、皮下脂肪と腹圧、大腿四頭筋の性能と股関節の柔軟性といったそれぞれの関連性。その事実に目から鱗の驚きを感じ、それをベースに構成されたそれぞれのアプローチ法が発揮する効力に対して大いに感動いたしました。
また、「骨盤にエネルギーを充足させて腰を軽やかにする」や「腰椎を気導力で栄養して弾力を回復させる」では、気導力が放つパワーによる驚くほどの効果を純粋に再認識すると共に、改めて気導力の偉大さに大感動いたしました。

 

それ故、私はまたまた日々の臨床で使いまくっております。
特に「三角筋の硬さを解消して背中の流れを整える」アプローチはマイブームで多くの患者さんに施しており、すべての方から驚きと喜びの声をいただいております。これに続けて、臀部から下肢にインプットして「骨盤にエネルギーを充足させて腰を軽やかにする」アプローチを施せば、背面は仕上がりです。
上肢の症状ならば当然のこと、肩こりや首こり、または腰痛などの解消のために上肢へのアプローチが必要であれば、「上腕三頭筋の硬さを改善して肩を脱力しやすくする」を初手にもってきて、第199回で発表された「肘関節の錆びを解消して柔軟性を向上させる」などと組み合わせて施すことでより短い時間で高い効果を出すことができ、患者さんにとても喜んでいただいています。

 

このように、これまでに発表されたものも含めて研究実践コースで公開された各アプローチは組み合わせて活用することで、確実に施術時間の効率化と効果向上が図れます。自由な発想でお試しくださいませ。

 

また、完治直前の腰痛患者さんで腰椎に弾力を持たせてあげたい患者さんには迷いなく「腰椎を気導力で栄養して弾力を回復させる」を選択して、アプローチの範囲を広げて仙骨までを対象として施しています。すると、全員が「楽になりました!」と満面の笑顔に!!

 

 

ますます日々の施術が楽しくなっています。「気導力ってすごい!」「気導術ってすごい!」と日々実感する毎日です!!

 

 

             

 

 

「神の手」11人に学ぶ学校・塾ガイドに掲載されました。

東京本部のセミナースケジュール
PDFにて
ダウンロード できます

 

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